2009年7月19日日曜日

今野大力没後七十四周年碑前祭

おぎう和敏氏が挨拶
旭川出身のプロレタリア詩人今野大力の没後七十四周年「大力祭」が、命日の十九日に詩碑前で開かれ、市民四十二人が参加。
 献花、黙祷に続いて「夢と幻を見る家」が朗読され、各界を代表して市教育委員会の長谷川明彦社会教育部長、治安維持法国賠要求同盟の今村登事務局長、日本共産党六区国政相談室長のおぎう和敏氏が挨拶しました。
 おぎう氏は、「困難な中で不屈に闘った大力に学び、今度の総選挙で日本共産党の勝利を必ず勝ち取り、碑前に報告したい」と決意を述べました。
大力祭運営委員長の能登谷繁旭川市議は「先月オープンした旭川文学資料館に今野大力コーナーが設置されたことや、来年は没後七十五周年の節目にあたり、記念事業に取り組んでいきたい」と報告しました。
また、「日本も世界も進むべき道が問われる時代に、大力たちが生命をかけて闘った国民の暮らしや平和に生きる権利を守る闘いを、今こそ大いに広げたい。目前の総選挙では、古い枠組みの中での政権交代でお茶を濁すのではなく、大力たちの志を引き継いだ日本共産党の勝利のために全力を尽くそう」と訴えました。

民主旭川新聞第716号2009.7.12

2009年7月12日日曜日

妊婦健診の充実

太田元美議員がただす
旭川市は今年度から、妊婦健診の公費負担を、十四回まで増やしましたが、公費負担額が全国平均を大きく下まわっていました。
 党市議団は緊急要望の中でさらなる充実を求め、太田元美議員が補正予算特別委員会でただしてきました。
 市は今回、国の「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」を活用することにより、公費負担額を増額することによって、市民負担を軽減して、安心・安全な出産を迎えられるよう約一億六千万円の補正予算を組みました。
 新日本婦人の会などの切実な声と、党の論戦が噛み合い、実現したものです。

民主旭川新聞第716号2009.7.12

日本と世界の進路が問われる選挙

貧困なくし、平和な日本へいまこそ日本共産党

5日、「6区おぎう事務所びらき」が行われました。九十名の後援会員、支持者が参加しました。武藤孝司本部長が「短期決戦のかまえでのぞむ、攻めて攻めて、攻め抜く」と開会あいさつを述べました。
真下紀子道議は道議会の様子と決意、佐々木卓也市議会副議長はおぎう候補が三年前にたたかった市長選挙の公約が実現されてきていることを紹介、党とおぎう候補の実力を紹介しました。
 女性後援会から石川厚子さん、業者後援会から工藤軍司さん、労働者後援会から守屋敬義さんがそれぞれ決意を語りました。
 おぎう候補は、日本と世界が直面している状況と変化、党のかかげる二つの旗印が力を発揮していることを具体的な事例で紹介、党の前進で果たしたい仕事の内容を力強くのべました。
 自分の党員としての活動をふりかえり、他の党のだれにも負けない国民のための仕事をしてきたし、できると強調し、大きな拍手に包まれました。
 最後に旭川市後援会の千葉文利会長が、自民党とかわらない民主党の姿を述べながら閉会のあいさつと団結ガンバローを行い、参加者全員が総選挙勝利にむけて奮闘する決意を固め合いました。

民主旭川新聞第716号2009.7.12

2009年7月7日火曜日

学校開放中小業者の仕事など提案実る

学校開放、中小業者の仕事など、日本共産党の提案実る
七日、第二回定例会が閉会しました。この定例会では学校開放事業が九月からの有料化実施を前に、市民負担を軽減する内容で条例が改正されました。
 また、妊婦検診の助成拡大や地域中小業者の仕事確保を目的にした施設修繕等の事業など、一般会計で約十二億円の補正予算が可決されました。
 学校開放事業の条例改正は、日本共産党市議団が「条例改正案を提出する用意がある」としていたものが最終段階で市長から提案されたもので大きな成果といえます。
 また、補正予算の内容も市議団として事前に要望していた項目が盛り込まれるなど、全体として評価できるものとなりました。
 さらに、市議団が提出した「経済的理由で高校を卒業、入学できない若者をなくす緊急対策を」「核廃絶の国際条約締結に政府の努力を求める」国への意見書も全会一致で採択されるなど、実りある定例会となりました

民主旭川新聞第716号2009.7.12

2009年7月3日金曜日

米・独立記念の祝賀会、佐々木副議長が出席

佐々木卓也副議長は三日、札幌で行われた在札米国総領事主催のアメリカ合衆国独立二三三周年記念日レセプションに初めて招待され出席、ダーナ・アン・ウェルトン在札米国総領事(写真左)と挨拶を交わしました。 
 また、出席していたV・I・サープリン在札ロシア総領事ら各界の方々と挨拶を交わしました。

民主旭川新聞第716号2009.7.12

2009年7月1日水曜日

東光小に特別支援学級を設置

のとや繁議員は一日の大綱質疑の中で、学校の修繕や補助指導員の配置について質疑しました。
 事前に東光小学校の校長、教頭を尋ね現地調査を行い、校庭の危険木の伐採や定期点検の必要性、通学路の信号機の設置、プールの鉄の扉が開きずらいなどの実態を把握し、具体的な改善を求めました。
 また、のとや議員は東光小学校から第三小学校の特別支援学級に通う児童が九人いること、現状でも二学級の設置が必要であることを明らかにし、ただちに東光小に特別支援学級をつくるよう求めました。
 小池語朗学校教育部長は「東光小については、次年度の設置を検討する」と、初めて学校名をあげて具体的に約束しました。

民主旭川新聞第716号2009.7.12

学校開放、有料化、ちょっと待った!

市民の怒りと党の論戦で、市長が決断
学校開放事業有料化条例は、九月の有料化実施を前に見直されることになりました。議会意思と市長の決断が相まっての結果ですが、その根底には日本共産党市議団の論戦がありました。

対話が不十分
学校開放事業は、「住民の健康と体力の維持増進」を目的に昭和四二年から始まり、昨年度は六〇九団体で延べ四〇万人が利用しています。市は昨年、三百万円の予算縮減を目的に「学校の夏・冬休み中の開放中止」を提案しました。
 昨年の議会でのとや議員は「利用団体との対話が充分でない」と指摘、市長は「利用団体から意見を十分に聞き検討したい」と答弁し、利用団体へのアンケート調査を行いました。
 アンケートには「中止は困る」「利用料を一部負担してもよい」との声が多数寄せられたことから、市は一部中止を断念しました。
 しかし、今年二月の議会にアンケート結果をもとに、「一部負担についての理解が得られた」として、年間二千万円の有料化案を提案してきたのです。
 日本共産党は「アンケートの回答は三百万円の予算削減を念頭に置いたもので、有料化へのゴーサインではない」と指摘して予算案には反対しました。この主張には利用団体からも「まったくその通り、よく言ってくれた」との声も多数寄せられました。しかし、有料化案は賛成多数で可決されました

論戦で事態変わる
市議団は、有料化の条例の可決後も利用団体から意見を聞き、その声を反映させる形で6月の議会で「少年団は無料、一般利用は半額にする条例改正案を提出する」態度を明らかにして各会派と協議に入りました。
 市長は当初、条例改正の意思はありませんでしたが、六月の小松議員の一般質問に対し「市民の意見、議会意思を大事に受け止め、今議会中に判断したい」と答弁、三日後に少年団は無料、一般利用は半額にするという条例の改正案を提出し可決されました。
 「三百万円の予算縮減でアンケートを実施し、その結果を二千万円の有料化に結びつけることは許されない」とした、市議団の論戦が事態を大きく変える要因となりました。

公会堂の改修、芸術・文化ゾーン設置
のとや繁議員の質疑で明らか
大綱質疑に立つのとや繁議員
一日、大綱質疑にたったのとや繁議員は、常磐公園から七条緑道までの区間を「文化・芸術ゾーン」として整備する計画と、中心市街地活性化基本計画について、バラバラに考えるのではなく一体的に検討するよう求めました。
 西川将人市長は「駅前と神楽地域、常磐公園の文化芸術ゾーンと、南北両端の文化活動拠点を軸に人が行きかい、中心部のにぎわいを創出したい」考えを明らかにしました。
 また、「公会堂は、耐震補強を行い、ステージの拡張、客席椅子の更新、新たなスペースに楽屋を設置、トイレの増設、各種設備も改修」。「常磐館は、文学資料館などの換気設備を設置。「彫刻美術館については、屋根や柱の修繕を行うこと、抜本的な整備計画も国と協議する」ことを、長谷川明彦社会教育部長が明らかにしました。

民主旭川新聞第716号2009.7.12