2011年7月2日土曜日

復興支援奮闘中 - 日本共産党旭川地区委員会

 日本共産党旭川地区委員会は、東日本大震災の発生以来、復興支援活動に取り組んで来ました。
六月一日から四日まで、真下紀子道議、のとや繁市議が派遣され、気仙沼市を中心に陸前高田などの被災状況を調査し、避難所や仮設住宅の生活の状況、医療連携のあり方、水産業の復興の要請などと、勢力的に活動してきました。

荻生副委員長らが第二弾の支援へ


 今回は二十九日から四日まで、荻生和敏副委員長と西部支部、北星支部の三人が気仙沼市にボランティアに派遣されました。荻生氏の報告を紹介します。

今も不明になっている人の捜索がつづいており、いたるところにガレキや打ち上げられた漁船が残っていました。正味3日の滞在期間中1日は仮設住宅を訪問して食料や生活物資のお届け、2日間はガレキや流されてきたものの撤去、床下のヘドロはがしなどの「力仕事」をしました。ガレキといっしょに私の孫も持っているおもちゃや、母と同年輩の人のものとみられる着物など、人びとの命とくらしが流されてしまったことを目の当たりにしました。

床下一面のヘドロが乾かず、悪臭のする部屋で重い病気のお父さんがベッドに寝ていたお宅では、札幌から来たボランティアと7人で丸一日かけて床板をはがして作業をしました。帰り際、お母さんが「津波のことを思い出すたびに皆さんのことを思い出します」と、私たちの車が見えなくなるまで手をふってくれました。