2009年9月6日日曜日

日本共産党9議席守る

自公歴史的敗退、国民の審判下る
旭川市、比例で前進
「建設的野党」の役割果たす

開票結果を受けて挨拶するおぎう和敏氏
三〇日夜、総選挙の開票が明らかになる中で、日本共産党小選挙区六区(比例重複)のおぎう和敏候補は、事務所内で挨拶し、選挙戦を通じて寄せられた支援に感謝の意を表し、「建設的野党」の一員として、要求実現の先頭に立つ決意を述べました。また、日本共産党は全国で改選前の9議席を守り、旭川市の比例でも前進しましたが、北海道の議席獲得は果たせませんでした。
おぎう氏は「日本共産党・おぎう和敏にお寄せいただいたご支援に感謝申し上げます。自民党・公明党政権を終わらせることができたことを、皆さんとご一緒に喜びたいと思います。」と述べました。
 「自民・公明政治ノーの嵐が吹き荒れ、多くの有権者が民主党の政策を評価できない、不安だと思いながらも、その嵐が民主党への追い風になる中でのたたかいでした。そういう中でも、直接政策を訴えることができたところでは確実に日本共産党の考えを受けとめていただけたと確信しています。これからは、選挙戦をとおして道北各地の皆さんから寄せられた願いを実現するために、建設的野党の一員として力を尽くします。」と決意を述べました。

みなさんのご協力と奮闘に感謝
六区選対本部長 武藤孝司

みなさんのご協力と奮闘に心から感謝いたします。 
 残念ながら北海道比例議席の復活を果たすことができませんでした。今回の総選挙は二年間近くにわたる長期戦となり、後期高齢者医療制度に反対する取りくみはじめ、雇用、年金、障がい者など、生活を守る必死の運動をすすめてきた二年間でもありました。このような中で有権者のみなさんとは最後まで双方向の話し合いがすすみ、共感を呼ぶ選挙戦となりました。
 郵政選挙からの四年間、生活と福祉の破壊は、大多数の国民に甚大な被害を与え、「自公政治」に対する強烈な「ノー」の意志が示され民主党への追い風となりました。
 日本共産党は、前進することができませんでしたが、改選議席を維持し「強風」のなかで何とか踏みとどまることができました。選挙後も数多くの市民の方から期待の電話が寄せられており、新しい政治を前にすすめるためにおぎう候補ともども全力をつくす決意です。

民主旭川新聞第717号2009.9.6